【スタッフコラム】❤️“その人らしさ”を大切にした認知症ケア❤️

年齢を重ねると、誰にでも認知機能に変化が見られます。 その変化によって「思い出せない」「場所が分からない」などの不安を感じることもあります。
私たちの施設では、そうした不安に寄り添いながら、入居者さま一人ひとりの“その人らしさ”を大切にした関わりを心がけています。
認知症の方への関わり方
認知症の症状がある方と接するときに大切なのは、「できないこと」ではなく、「できること」や「これまで大切にしてきたこと」に目を向けることです。
①否定せず、共感する
たとえ現実と異なる発言があっても、「そう感じたのですね」「心配でしたね」と気持ちに寄り添います。 安心できる関係性が、不安や混乱をやわらげる大切な要素になります。
②過去の経験を大切にする
その方の人生の中で培われた経験や思い出は、何よりの“心の支え”です。 昔の仕事や趣味の話を聞いたり、懐かしい音楽を一緒に楽しんだりすることで、笑顔や自信を取り戻される方もいらっしゃいます。
③安心できる環境づくり
認知機能が低下すると、環境の変化が不安につながることがあります。 慣れ親しんだ家具の配置や、落ち着いた照明、穏やかな声かけなど、安心して過ごせる環境を整えることを大切にしています。
その人らしさを支える認知症ケア
私たちは、「認知症ケア=“その人のらしさ”を支える関わり」でありたいと考えています。
たとえば、昔から得意だった家事や園芸を一緒に行うことで、“まだできる”という自信や笑顔が戻ることがあります。 その瞬間こそ、私たちが大切にしている“その人らしさ”です。
年を重ねる中での認知機能の変化は避けられないものです。 私たちは、入居者さまの過去と今、そしてこれからを尊重しながら、「ここにいてよかった」と感じていただける毎日を支えていきたいと考えています。